受験する前に5科目合格か大学院に行って一部免除を受けるか、どちらかで進んでいくかは悩むところです。
また、受験中に免除組は5科目受験する人の方がなんかすごいなあなんて思って、劣等感を感じることもあります。
実際合格してしまえば、資格として優劣はないのですが、実務に出てみたときに、やっぱ5科目組はすごいなって感じることもあります。
その本当の理由を考えてみました。
知識量が違う
単純に税法であれば3科目やっているので、いろいろ知ってます。
法人税、所得税、相続税という組み合わせで合格した方なんて、ものすごいです。
そもそも勉強時間が違う
当然試験勉強の時間が変わってきます。
受ける科目によって、まちまちではありますが、3科目免除されるのであれば、平均で1,000時間以上は余計に勉強しています。
1,000時間以上余計に努力をしています。
そりゃ差は出ます。
成功体験が多い
税理士試験は非常に難易度が高いです。
科目によってそれぞれ難易度は異なりはしますが、一番受かりやすいと言われる「財務諸表論」ですら、合格レベルに達するまでは、450時間は必要とされています。
それを大学院で最大3つ免除すれば、2科目合格すれば良くなります。
100%合格するかどうかわからない試験を3つ余計に合格しているのは、目標を定めて達成して自信がつくという一連の流れを3回行なっています。
これは将来仕事などで、目標を立てて達成するというイメージが湧きやすくなるため、行動力があがります。
ここが一番成果を出すために重要な要因ではないかと考えます。
まとめ
今回は税理士試験は免除より5科目受験の方がすごいと言われる本当の理由をお伝えしました。
努力の量や、成功体験の回数などが影響してくるのではないかと考えます。
しかし、実際問題、実務にでてから、たくさん努力をすれば良いだけと考えますので、受験生のみなさまはそこまで気にせずに自分の決めた過程で全力で挑むと良いです。