【BUYMA確定申告】エニグモからの入金を売上に計上する正しいやり方とは?

BUYMAは誰でもすぐに始めることができるビジネスで、しっかり活動すれば、利益を出すことも難しくはありません。

ただし、こういうビジネスであるからこそ、確定申告をしっかりしなければなりません。

今回は、BUYMAの売上に関する処理についてお伝えします。

BUYMAからの入金は?

BUYMAからの入金は、振込依頼の申請をすれば、エニグモから一定期間の売上額が入金されます。

MFクラウドやfreeeをやられている方であれば、銀行口座とリンクすることが可能なため、入金された金額がダイレクトに仕訳されます。

ただし確定申告をする場合には、これだけでは正しい書類を作ったことにはなりません。

その理由は、入金額はいろいろな手数料が差っ引かれているため、本当の売上高ではないからです。

売上から差っ引かれているものは何がある?

売上と入金額の差額はいろいろな手数料があります。それが以下の通りです。

〇BUYMA成約手数料
〇振込手数料
〇クーポンなど

BUYMAの成約手数料は、2019年9月時点では、商品価格の7.56%(税込)となります。

20,000円の売上が上がったら、1,512円の手数料が引かれます。

 

振込手数料は、2019年9月時点では、国内口座は378円(税込)、その中でも楽天口座は216円(税込)、海外口座は1,000円(非課税)となります。

 

クーポンなどは、手数料ではないですが、元々の売上から引かれるものとして取り上げました。

売上の内訳の確認方法とは?

上記の内訳を確認する方法は、BUYMAのサイト内にあります。以下確認方法です。

MYページTOP → 販売管理 → 入金管理

入金管理に行きますと、

■入金リストのデータをCSVでダウンロード(締日で期間指定)

という箇所がありますので、その中での、入金ID基準でダウンロードを1月~12月を指定して選択します。

そうしますと、下記のようなデータが出来上がります。

このように、BUYMAのサイトからしっかりと内訳を確認することができるのです。

処理の方法は?

上記のCSVデータから処理しなければならないことがいくつかありますのでご紹介します。

入金額から手数料を戻す処理

上記のデータを元にご説明します。

成約手数料と消費税の合計が今回の入金額に対する成約手数料の合計となります。こちらの合計が9,808円です。

今回のケースは楽天銀行に入金されましたので、振込手数料の216円が差っ引かれています。

そのため、以下の仕訳をして、売上額を戻します。

借方 貸方
支払手数料(成約手数料) 9,808円 売上 10,024円
支払手数料(振込手数料) 216円

この処理をすることによって、CSVデータの売上合計129,650円と実際の入金額119,626円+手数料合計10,024円の金額が一致します。

期末頃に売れたけどまだ入金されていないものの処理

BUYMAは仕組上、売れるタイミングと入金のタイミングがずれます。

例えば2019年12月に売れたものを、2020年1月に入金したとします。MFクラウドやfreeeは入金のタイミングで仕訳されます。そのまま入金額で確定申告をすると、12月の売上が抜けることとなります。これでは正しい確定申告ができません。

そのため、入金リストのCSVデータを元に手動で仕訳をする必要があります。

上記を参考にご説明します。I列は締め日です。4行以下は2018年の売上です。しかし4.5行は2019年に入金されているため会計システムでは、2019年に仕訳され2018年には表示されません。なので、この4.5行について手動で仕訳をする必要があります。

売上は1,696,920+1,284,230で2,981,150円となります。手数料も同様に足し算すると、225,418円です。

これを元に仕訳をすると、

借方 貸方
売掛金 2,981,150円 売上 2,981,150円
借方 貸方
支払手数料 225,418円 未払金 225,418円

となります。

なこのような処理をしなければならない?

この処理は消費税の計算をする上では非常に重要な処理となります。

私は消費税なんて納めるレベルじゃないよ、、!

とおっしゃる方もいるかもしれません。ただBUYMAという事業上、十分に可能性があります。(私も実務でたくさん見てきました。)

 

ここからは難しい話となってしまいますが、消費税の判定は、2年前の売上が1,000万円を超えると納税する必要が出てきます。

例えば、年間の入金額が950万円だったので売上を950万円で確定申告をした場合、手数料を差っ引かれる前の売上がもし1,050万円であれば、間違って申告をしたこととなります。この間違いは売上が1,000万円を超えるかどうかの大切な判定に影響します。

そうなると、税務調査で指摘を受けて、追加で消費税を納める必要が出てくると同時に、それに対する罰金を納める必要がでてきます。

まとめ

今回はBUYMAの売上を処理する正しいやり方をお伝えしました。

BUYMAは簡単に始めることができて、しっかり活動するとすぐに利益化することができるビジネスです。

だからこそ会計税務の知識を身につけて、正しい確定申告をしましょう。

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