会計システムに仕訳を入力するとき、どの科目にすれば良いかわからないときがあります。
今回はBUYMAでは必ずでてくる送料についてお伝えいたします。
BUYMAにおける「送料」とは?
BUYMAを事業としてやると、必ずでてくるのが送料です。
これは日本で活動していて、輸入をして国内の方に売る一般的なケースにてお話しいたします。初受注をして取引完了されるまでの過程は、仕入先から仕入れて、検品をしてお客さんに送ることとなります。この一連の流れの中で、2度送料が現れます。
それが、仕入の際に海外から送ってもらうときと、お客さんに送るときです。
海外から送ってもらうときは、仕入代金に乗っかりカードやPayPalにて支払うパターンが多いでしょう。この場合は、送料として認識しても、仕入として認識しても良いです。
一般的にはMFクラウドやfreeeが仕入の支払額をそのまま読み込むので、わざわざ分けずに仕入として計上すれば問題ないです。ただし売上管理をエクセル等でしている場合は海外送料は仕入と別で管理すると良いです。
お客さんに送るときは、ゆうパックやレターパック、クリックポストを使われることが多いでしょう。それぞれ決済するタイミングは異なってきます。
ゆうパック ・・・送るとき、もしくは後納郵便で。
レターパック ・・・買うとき
クリックポスト・・・送るときにカード決済など
現金で支払った場合は直接入力をし、カードや銀行から落ちる場合は連携することとなります。
そして勘定科目を決めるわけですが、通信費でなく荷造運賃にすることをオススメしています。
BUYMAにおける「荷造運賃」
BUYMAでは、荷造運賃に集計する内容は送料だけにすると良いです。なぜなら、BUYMAにとって送料は直接的な経費であるからです。ちなみに送料の他に直接的な経費は仕入と関税と輸入消費税だけです。
管理をする上で送料は全て荷造運賃で管理した方が都合が良いです。
BUYMAにおける「通信費」
BUYMAを事業としてやられると、通信費に該当する支払いはいくつかでてきます。一般的にあるのは、
インターネット代
です。
これらは大体プライベートでも使っているので、全て事業経費にすることはできません。なので家事按分をします。
もし送料を通信費で計上してしまうと、直接経費と間接経費であるスマホ代などが混在することとなり、通信費が何を示しているかわからなくなってしまうからです。
このような理由から、通信費は主にスマホ代とインターネット代を計上することがよいでしょう。
まとめ
今回はBUYMAにおいて、送料を荷造運賃で管理する理由をお伝えしました。
送料は荷造運賃でも通信費でもどちらで管理しても問題ありません。しかしBUYMAの場合は、直接経費の送料を荷造運賃、間接経費で家事按分されるインターネット代などを通信費として計上する方が、管理上良いです。